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空き家の購入で後悔しないために押さえておくべきポイントを紹介します!

空き家の購入で後悔しないために押さえておくべきポイントを紹介します!

2021/03/18

住まいの購入は決して安い買い物ではありません。
簡単にやり直せることではないので、空き家の購入で後悔をしたくありませんよね。
そこで今回空き家を購入するうえで、後悔しないためにどのようなポイントに注意をしたら良いのかを紹介します。

 

□後悔しやすい点

空き家は中古住宅なので、新築と比べると設備や建物自体が劣化しています。
内見時に設備の劣化に気づかず、購入してから気づいて後悔するというケースが多いです。

また、諸費用が色々とかかったり、税金の控除や軽減がなかったりなど想像していた以上に費用がかかってしまったという後悔もあります。

これはなかなか気が付きにくい点ではあるのですが、近隣住民の環境で後悔するケースもあります。
例えば、昼間は静かだと思っていたら夜は生活音や声が非常にうるさかったり、近くの建物のせいで日当たりが悪かったりするパターンがあります。
物件を購入する前に何度か時間帯を変えて、周辺環境を観察すると良いでしょう。

 

□後悔しないためには

設備の劣化や建物の劣化は予め調べておくことで、購入後のトラブルを避けることができます。
建物の劣化状況に関しては、専門的な知識を持つ人が判断する必要があります。
しかし設備の劣化に関しては素人でもある程度判断ができるでしょう。
内見の機会にただ外観や雰囲気を見るだけでなく、設備の隅々まで確認することをおすすめします。
では内見の際にどんな点に注意すれば良いのかを簡単に紹介します。

*キッチンの設備

キッチンには様々なチェックすべきポイントがあります。
まずはガスコンロの着火がスムーズか、ガスの炎が綺麗にでているかを確認しましょう。
耐用年数は約10年なので、製造年月日を確認して10年を過ぎていないかを目安にすると良いでしょう。

次に換気扇です。
ハウスクリーニングのおかげで表面的には綺麗に見えても内部は油汚れが放置されたままである可能性があり、またモーターの劣化により十分に換気できない可能性もあります。
換気扇が正常な役割を果たしているのかを判断するのは難しいと思うので製造年月日を目安にしましょう。
換気扇の耐用年数は約10年です。

流し台も劣化しているかもしれません。
流し台はクレンザーなどによって内部のパッキンが劣化している可能性があり、パッキンが劣化していると漏水してしまうでしょう。
シンクに水を張り、下をのぞくと漏水していないか確認できます。

*洗面所

洗面所は浴室の湿気が大量に流れ込んできます。
そのため、洗面所の天井にある照明器具が防湿でなければ劣化していたり、ソケットが腐食していたりする可能性があります。
漏電したり火災になったりする原因になりかねないので、確認しておきましょう。

*浴室

壁パネルや内壁にひび割れがないか、浴槽カバー内部の清掃はできているかを確認しましょう。
また、キッチンと同様に換気扇が耐用年数の範囲内かを調べておくと良いでしょう。
実際に使用するシーンを想定して、お湯を張る時間を測ったり、排水がスムーズに行われるかなども確認できたりするとなお良いでしょう。

ここまでで、設備を確認する際にどんな点に注意すれば良いのかを紹介しました。
内見の際に不備がないかをしっかり確認できれば、購入後に後悔することもぐっと減らせるでしょう。

では次は設備ではなく建物の劣化具合をプロの方に診断してもらうインスペクションについて紹介します。
2013年の国土交通省のガイドラインによると、インスペクションでチェックすべき箇所は「構造耐力上の安全性に問題のある可能性の高いもの」「雨漏り・水漏れなどが発生しているか」「設備配管に日常生活上支障のある劣化などが生じているもの」です。

インスペクションを行うことで、欠陥住宅の購入を未然に防ぐことができます。
5万~10万ほどの費用がかかってしまうインスペクションですが、欠陥住宅を回避できると考えたら安いのではないでしょうか。

最後に空き家を買うとどんな費用がかかるのかを紹介します。
予想以上に費用がかかってしまったとなっては後悔してしまうかもしれません。
事前に把握しておいた方が資金計画も立てられますね。

空き家の購入費用がかかるのは当然ですが、そのほかにも印紙税や仲介手数料がかかります。
ローンを借入する際には融資事務手数料、ローン保証料、火災保険料などがかかります。
融資事務手数料は金融機関に払う手数料のことです。
引き渡し時には所有権移転登記が必要になるなど、本当に様々な種類の諸費用がかかります。

空き家の購入時は物件価格の10%ほどの諸費用が発生します。
意外と大きい額ですよね。
空き家を購入する際は物件価格に10%を上乗せした金額がかかることを想定して選ぶと良いでしょう。

 

□まとめ

空き家の購入時に後悔しやすい点として購入後に設備の劣化に気づくこと、意外と諸費用が色々あり想定していたより費用がかかってしまうことがあることを紹介しました。
その対策として、内見時に設備までしっかり確認することや費用計算をしておくと良いでしょう。
空き家の購入を検討中の方の参考になれば幸いです。

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