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空き家で発生する臭いの原因とは?対処法についても紹介します!

空き家で発生する臭いの原因とは?対処法についても紹介します!

2023/02/11

空き家の臭いが発生する原因の多くは、排水口からのものです。

しかし、排水口を掃除しただけでは悪臭を完全に防げません。
もう一つ悪臭を防ぐものとして重要なのが排水口に付いている排水トラップの存在です。
排水トラップには、悪臭を防ぐ他にも重要な役割を担っています。
そこで今回は、空き家の臭いが発生する原因と対処法について紹介します。

 

□空き家の臭いが発生する原因とは?

 

ここでは、空き家の臭いが発生する原因を紹介します。

 

空き家の臭いが発生する原因の多くは、排水口です。
キッチンや洗面台、お風呂場といった水回りは、配水管を通して生活用水を下水管に流します。
生活用水は、トイレの水や入浴後の水、洗濯に使った水など、様々な水が混ざり合うため不快な臭いが発生します。
普段の生活の中でそのような悪臭が発生して家中に広まる場合もあるかもしれません。

 

そのような悪臭を防ぐために、排水口には排水トラップが付いています。
排水トラップに水を一定量溜めておくことで、水が蓋となり配水管から逆流する悪臭を防げます。

 

一方で、人が住んでいる家であれば水が定期的に流れるため、排水トラップの水を溜めておけますが、空き家は人がいないため、水が使われることがありません。
そのため、空き家の場合、排水トラップにあった水もどんどん蒸発し、臭いの蓋もなくなり、下水管からの悪臭が家の中に充満します。
これが空き家の臭いが発生する原因です。

 

もちろん、ずっと換気をされていないことから発生するカビ臭さは気になりますが、下水管から逆流する臭いはさらに強烈です。
また、悪化すると配水管を通して害虫が発生することもあるため、空き家の臭い対策をすることはとても重要です。

 

□臭いの発生によって考えられる被害

 

*空き家の売却ができない

 

空き家を売却や賃貸に出す場合、購入希望者による内覧が頻繁に行われます。
内覧は、最初の印象が大きく影響します。
購入希望者が内覧で訪問した際に、悪臭がしていたら、悪印象がつき、当然ながら売却することは難しいです。
空き家の期間が長期化すると悪臭が発生する可能性は高くなります。

 

特に、夏場は水が蒸発する時間が早くなってしまい、排水トラップがすぐに水切れをおこしてしまいます。
また、芳香剤や消臭剤で悪臭対策をしている空き家がありますが、カビが原因の悪臭や排水トラップの水切れで起こった悪臭は、それだけでは防げません。

 

売却ができないと、空き家の期間がさらに長くなり、また悪臭対策を行わなければならない悪循環が生じます。

 

悪臭により売却や賃貸に出せず、収入を得られないのは大きな被害になります。

 

*さびが出ていて水が飲めない

 

空き家の管理を行わずそのまま放置していると、赤さびが発生します。
長期間水道を使わなかった場合、水道の蛇口を開けると赤い水が出ることがあります。
これは水道管に付着している赤さびが剥離することによって起きる現象です。

 

赤い水は水をしばらく流し続ければ解消しますが、あまり気持ちのいいものではありません。
赤さびの発生も悪臭と同時期に起こる被害となるでしょう。

 

*害虫が発生する

 

排水トラップには、悪臭を食い止める他に害虫の侵入も防ぐ役割を担っています。
排水トラップの水がなくなると、下水管から害虫が家の中に侵入します。
害虫の発生は、ねずみや猫の発生につながる場合もあるため、さらなる悪臭の被害や悪臭以上の被害を起こす可能性もあります。
空き家を久しぶりに訪れたら悪臭と害虫が繁殖していたということにもなりかねません。

 

□臭いを消す方法

 

*排水が原因で水回りから臭いが発生している場合

 

排水トラップの中の水が蒸発することによって発生する悪臭がする場合は、排水の臭いが逆流してくるのを防ぐトラップに水を十分に溜めておくことが重要です。
できればトラップを外して中までしっかりと洗うのがおすすめです。
また、排水口が汚れている場合はそこも綺麗に掃除すると、悪臭を防げます。

 

*クロスや絨毯(じゅうたん)に臭いが染み付いている場合

 

空き家を賃貸に出すことを考えている場合は、リフォームでクロスや絨毯などを替えると臭いを消せます。

 

しかし、クロスや絨毯を替えても室内にカビ臭さが残る場合もあります。
その原因は、クロスの下地である石膏ボードが結露によって濡れてカビが発生するからです。
この場合も石膏ボードを交換すれば、臭いはなくなりますが、石膏ボードを新しくしても結露が溜まってしまえばまた同様の事が起こります。
そのため、石膏ボードを交換しても結露が溜まらないように換気や拭くことを心がけましょう。

 

□まとめ

 

今回は、空き家で発生する臭いの原因と対処法について紹介しました。
悪臭の原因の多くは排水口です。
この悪臭を防ぐためには、悪臭を防ぐための排水トラップの中に水を十分に溜めておくことが重要です。
水を溜めておくと、悪臭の他にも害虫の侵入も防げます。

また、排水口が汚れている場合はそこも綺麗に掃除すると、悪臭を防ぐのに効果的です。

当社は、リフォームを前提としているため、買い取りが難しいと考えられる家でも買い取りが可能な場合もあります。
また、万が一売却後に家のトラブルが発生しても基本的に当社が引き受けますので、ご安心ください。
空き家の売却を検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。

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