新しい住まいを検討中の方へ！空き家をリノベーションする方法がおすすめです！

2020/11/11

新しい住まいを探す時に新築か空き家を購入するか迷いますよね。
空き家は安く購入できるけどなんとなく古そうなイメージがあり、新築の方が良いかも、と思うかもしれません。
そんな方におすすめなのは空き家を購入してからリノベーションをする方法です。
なぜおすすめなのかを紹介します。

□空き家を購入してリノベーションするメリットとは

従来、日本では新築に対する憧れが強い国民性があります。
しかし、最近では空き家を買ってリノベーションを選ぶ方が増えてきています。
空き家を購入し、リノベーションをして住むことは新築と比較して一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

＊空き家は価格が安い

空き家は新築を買うよりもはるかに安い価格で購入できます。
国土交通省の住宅市場動向調査によると、空き家の平均購入資金は約2800万円なのに対して新築は建売分譲住宅だと約3800万円、注文住宅だと約4300万円もします。
つまり空き家と新築では約1000万円以上の差があるのですね。

建物の資産価値は年数に応じてどんどん減じていきます。
不動産会社が資産価値を測る際に良く用いる原価法では、木造建築の場合だと築22年でほとんど価値が無くなります。
そのためほとんど土地代のみで購入でき、浮いた費用でリノベーションをできるのです。

＊立地の良い物件が多い

新築の場合、新しく土地を探すことから始まります。
特に駅の近くや都心部へのアクセスが良いエリアでは、住宅や商業施設で埋まっており、土地の余剰はほとんど無いと言って良いでしょう。
なんとか土地を見つけたとしても、広さが十分でなかったり地域の条件によって制限が設けられていたりするかもしれません。

しかし、空き家を購入するということは条件の良い土地ごと購入できるということです。
既に建てられているため、家周りは騒がしいのか、車通りはどれくらいなのかという環境を事前に調査しやすいメリットもあるでしょう。

＊価格を抑えて理想の住まいにデザインできる

空き家をリノベーションすることで既存の活かせる部分を利用できるので工事費を最小限に抑えられます。
リノベーションと一口に言っても、壁紙や床を張り替えるといった表層的なものから、水回りの設備機器を高性能なものにしたり構造部分をより耐久性のあるものにしたりと様々です。
高額な費用が掛かる注文住宅と違い、予算を抑えて自分の理想の住まいに近づけられるでしょう。

□空き家をリフォームする際の注意点とは

空き家を安い価格で購入し、その後リノベーションする方法は魅力的な方法に思えますが、実は注意しなければいけない点があることを紹介します。
築年数があまりたっていない空き家の場合は耐震性がしっかりしていたり、見た目がそこまで古く無かったりするので素人目でも安心して購入まで踏み切れるでしょう。

また、新築を買うのと比べてコスト的なメリットを出しやすいです。
しかし築20年近くともなると、多額の修繕費用が掛かってしまい、結果として新築と同じくらいのコストがかかってしまうケースもあります。
ある程度の耐震性や耐久性がありつつ、値段も抑えられる物件を見極めることが重要になるでしょう。

また、リノベーションの内容は建築構造や既存の給排水設備、マンションであれば管理組合規約等の制約を受けるので、物件によっては思い描いた間取りやデザインにできない可能性があるので注意が必要です。
特にマンションの設備は建てられた時期や施工業者によってつくり方も大きく異なるため、専門家でも一部を壊して詳細な調査をしないとわからない部分もたくさんあるでしょう。

□安心R住宅を選ぼう

空き家を購入する際には先ほども述べた通り、ある程度の耐震性や耐久性などが求められます。
最近ではホームインスペクションの普及により床下に水漏れは無いか、耐震性能に問題は無いかといった情報は、住宅を購入する前に容易に入手できるようになりました。

しかし、空き家に関しては依然、情報が足りないのも事実です。
具体的に見ていきましょう。
インスペクションでは現状に指摘事項があるのかを調べられても、過去に不具合があったのか、これまでに修繕やメンテナンスがどれくらい行われてきたのかといった情報を調べることはできません。

また、設備についても不具合があるかどうかは調べられても、省エネの性能はどれくらいなのか、保証はまだ残っているのかなどの情報は開示が義務付けられているわけでは無いので売り手次第でしょう。
このような情報が不足している問題を解決してくれるのが安心R住宅制度です。
空き家の問題である「不安」「汚い」「わからない」を解消してくれます。

どのような制度なのか簡単に説明すると、国が登録した工務店、宅建業者などが空き家に対して一定の基準を定め、物件がその基準を満たせられれば「安心R住宅」として認められて広告に対して標章マークを付けられるという仕組みです。
兵庫県西部で安心R住宅の中古住宅を販売しているのは当社だけなので、この地域での購入を検討されている方は是非当社まで相談下さい。