姫路市在住の方必見|空き家を売却する際の注意点
2019/12/05
空き家を売却する際に良い業者さえ見つけることができれば後は業者に任せるだけだと考えている方はいらっしゃいませんか?
実は他にも注意をしなければならないことが多いのです。
この記事では売却する際に注意すべき権利と売却時期について詳しく説明します。
□権利に関わる注意点
*相続
空き家の売却で重要なのが「権利関係」です。
相続人が特定の人ではなく、共有名義になっている場合は売却するために共有名義人全員の同意が必要です。
そうなると、叔父や叔母、いとこなど関係者全員の承諾が必要になるため手間や時間がかかります。
空き家を売却する前に事前に名義人を確認したり、名義人を変更したりしておく必要があります。
*境界
都会か田舎かは関係なく、土地の境界線が曖昧になっていることが多いです。
曖昧なままだと、土地の面積が確定できないため売却できません。
そのため、隣地の所有者や自治体との事前の話し合いだけでなく、測量が求められます。
その後も様々な調査や手続きがあり、それら全てを済ませることでようやく売却できることを念頭に置いておいてください。
□売却時期に関わる注意点
*売却して得られる所得
売却によって得られる金額は譲渡所得に対し、所得税と住民税が課税されたものです。
譲渡所得とは売却金額から売却にかかった諸経費を差し引いた金額を指します。
*売却するのに最適なタイミング
所得税や住民税は5年を超えると、期間が長ければ長いほど税率が低くなる仕組みになっているため、空き家をすぐに売却する必要性をあまり感じられません。
しかし、空き家に住居しなくなった日から3年以内に売却すると、最大3000万円控除される場合があります。
つまり、最適なタイミングは空き家になってから3年以内です。
*その他の確認しておくべきこと
・現状の確認
土地がどのような環境にあるかなどの立地条件を把握しておけば、売却する際にどのような用途に適しているかを推測できます。
・法令上の制限の確認
その土地がどのような目的に使用することを許されているのかに加えてどのような建物を建設していいのかを知っておくと便利です。
・ライフラインの有無
使用するのが事業会社であっても一般家庭であってもライフラインが無いと売却の際の価値が下がることがあります。
長年使用していなかった場合は特に念入りに現在でも使用できるかを調べる必要があります。
□まとめ
上述したように空き家を売却する際には注意すべきことがたくさんあります。
手続きが円滑に進むように事前の準備が大切です。
その他ご不明な点がございましたら、お気軽に当社にご相談下さい。
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