中古住宅の探し方とは？探す際のポイントや注意点もご紹介します！

2023/08/25

中古住宅の購入を検討している方で、中古住宅の探し方がわからない方もいらっしゃるでしょう。
注文住宅を探す際は、新築住宅とは異なる視点を持って探す必要があります。

そこで今回は、中古住宅の探し方と探す際のポイント、注意点をご紹介します。
中古住宅をお探しの方は要チェックです。

□中古住宅の探し方をご紹介！

中古住宅と新築住宅では、探し方で異なる部分がいくつかあります。
ここでは、中古住宅の探し方をご紹介します。

まず、物件へのニーズを明確にしましょう。
新築住宅と違い、中古住宅を探す際は既存の物件からそれぞれの理想や希望に近い物件を探す必要があります。
そのため、中古住宅を探す際は家族で話し合いを重ね、物件に求めるニーズや要望をリストアップすることがおすすめです。

ニーズや要望が多すぎても物件探しは大変になるため、譲れないポイントを絞って優先順位をつけるためにも、まずは希望条件を明確にしましょう。

また、物件の詳細情報をチェックしたり内覧を申し込んだりするために、不動産会社に相談しましょう。
物件探しの段階からサポートしてくれるため、早い段階から相談することをおすすめします。
当社では、中古住宅の購入に関するサポートを行っておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

□中古住宅を探す際のポイントとは？

中古住宅を探す際のポイントを3つご紹介します。

＊耐震性のある中古住宅を選ぶ

地震が度々発生する日本では、住宅の耐震性を確保しておくことが重要です。
判断方法の一つとして、築年数から新耐震基準が適用されているか判断する方法があります。
新耐震基準とは、1981年6月1日以降に建てられた住宅に適用されている、旧耐震基準と比べて建造物の強度を大幅に見直した基準です。

しかし、1981年以降に建てられた住宅がすべて新耐震基準を満たしているとは限りません。
契約する前に、不動産会社を通して売主から地盤調査や建物検査の結果を提示してもらい、必ず確認しましょう。

＊安全性の高い中古住宅を選ぶ

住宅の周囲の環境を含めた安全性や、住宅に対する防犯対策の確認も、安心して暮らすためにはかかせません。

周辺の安全性についてのチェックポイントは以下の通りです。

・消防活動できる道に接しているか
・人通りが極端に少なくないか
・奥まった場所や外出を確認されやすい場所ではないか
・繁華街が近くにないか

防犯対策についてのチェックポイントは以下の通りです。

・玄関や窓に防犯対策がされているもしくはこれから防犯対策が可能か
・隣家との間隔は十分にあるか
・高い塀や木で囲われて視界が遮られていないか

＊リフォームできる中古住宅を選ぶ

中古住宅の多くは、購入後のいずれかのタイミングでリフォームすることを前提としています。
リフォームするためには、購入したい中古住宅の構造体が丈夫で頑丈な造りになっているかが重要です。
構造がしっかりしているかどうかは、新耐震基準を満たした物件もしくは大手メーカーで建築された物件かで確認できます。

住宅の構造によって、リフォームしやすい構造やリフォームに向いていない構造があります。
将来的にリフォームしたいと思ったとき、リフォームが必要になったときにすぐ実行できるように、事前に物件の強度を把握しておくことをおすすめします。

□中古住宅を探す際の注意点とは？

中古住宅を探す際の注意点を3つご紹介します。

1つ目は、リフォーム費用や諸費用を見越して予算を決めることです。
中古住宅の購入にかかる費用は物件代金だけではなく、仲介手数料や登記費用などの諸費用や、リフォーム費用がかかります。

リフォーム費用の見積もりは、ホームインスペクションの活用がおすすめです。
ホームインスペクションを利用することで、修繕費用の見積もりやアドバイスをもらえます。
中古住宅を探す際は、リフォームを見越して予算を決めることが重要です。

2つ目は、住宅ローンを組めない物件もあることです。
金融機関によって住宅ローン審査で築年数を重視するかどうかは異なりますが、築年数に上限を設けている場合もあります。
築年数の上限がなくても、物件の担保評価額が低くなれば、借入金額が希望に満たない可能性もあります。

3つ目は、住宅ローン控除が受けられない物件もあることです。
住宅ローンを利用して家を購入した方にとって、住宅ローン控除は重要な減税制度ですが、住宅ローン控除を受けるためには適用条件を満たす必要があります。
例えば、築年数が20年を超えた木造住宅で耐震基準を満たしていない物件は、適用条件を満たせず、住宅ローンを利用できない場合もあります。