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中古住宅のフルリノベーションを検討中の方へ!メリットや注意点を解説します!

中古住宅のフルリノベーションを検討中の方へ!メリットや注意点を解説します!

2022/09/01

新しい住まいを考える際に、新築にするか中古住宅をリノベーションするか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は中古住宅をフルリノベーションした場合にはどのようなメリットや注意点があるのかについて紹介します。
是非今後の選択の参考にしてください。

 

□中古住宅をフルリノベーションするメリットとは

 

「マイホームといえば新築」といった価値観から、現在は「中古を買ってリノベーション」を選択する方が増加しています。
なぜこのような考えが根付いてきたのでしょうか。
そこには大きく3つのメリットがあります。

 

1つ目は中古住宅の価格が安いことです。

国土交通省の「平成29年度住宅市場動向調査」によると、中古戸建住宅の平均購入資金は2857万円です。
それに比べ、新築の場合は、建売分譲住宅が3840万円で注文住宅が4334万円という調査結果が出ています。
従って、中古と新築の間に1000から2000万円程度の差が生じているといえます。(全て土地代込みの価格です。)

 

一般的に、建物の資産的価値は年数に応じて減少していきます。
おおよそ築20年以上の建物は、そのものの価格がほぼ底値まで下がっています。
つまり、中古住宅は、将来売りに出す際にも損がほとんどなく、資産価値が安定しているともいえます。

 

2つ目は立地の良い物件が豊富であることです。

駅チカや都心部へのアクセスが良いエリアは、すでに商業施設や住宅で埋まっており、土地の余剰がほとんどありません。
しかし中古住宅なら既に良い土地に建っている物件からも選択ができます。

 

3つ目は理想の住まいを自由にデザインできることです。

リノベーションは様々な可能性を秘めています。
例えば、水回りの設備機器をより高機能なものに交換したり、構造部分を補強して耐震性や耐久性を高めたりと、設備や機能を一新した家へと生まれ変わらせられます。
中古住宅の場合は、既存の部分を最大限に活用できるため、工事費用は最小限に抑えられます。

 

□新築同様のリノベーションをした方が良い場合とは?

 

では、新築のようにフルリノベーションをした方が良いのはどのような場合でしょうか。
そのポイントとして、「築30年以上であるかどうか」と、「間取りの変更を考えているかどうか」が挙げられます。

 

築30年を超えた状態というのは、10から20年である洗面台、ユニットバス、システムキッチンなどの水回りの設備の耐用年数を超えている状態でもあります。
また、1981年より以前に建てられた家は現在の耐震基準(震度6から7程度に耐えうる強度がある)を満たしていない場合が多くあります。
築30年以上の家は耐用年数を超えていたり、耐震性に不安があったりといった懸念点があるためフルリノベーションを検討することをおすすめします。

 

また、間取りの変更を伴うリフォームの際はフルリノベーションを検討すると良いでしょう。
年齢の変化も加味して、玄関や室内の段差を無くす、手すりをつけるといったバリアフリーリフォームを施す場合もあります。

 

ご紹介した2つのポイントを踏まえた上で、自分の理想の生活シチュエーションを明確にイメージすることが重要です。

 

□中古住宅をリノベーションする際の注意点

 

ここからは、中古住宅をリノベーションする際の注意点を大きく3つお伝えします。

 

1つ目は、工事期間が長いことです。

内容にもよりますが、フルリノベーションは打ち合わせから引き渡しまで一般的に4から5カ月ほどの時間を要します。
注文住宅は1年前後の期間が必要となるため、それに比べた場合は半分ですが、分譲住宅の購入に比べ時間がかかることを想定しておくと良いでしょう。

 

2つ目は、希望のリノベーションができない可能性があることです。

具体的には、地域や構造、工法などによりリノベーションに制限がかかる場合があります。

例えば、建物を支えている役割の壁を撤去したくてもできません。
構造壁に影響がある大きな間取りの変更は厳しいでしょう。
また、マンションでは一般的に共用部分はリノベーションができないため、購入予定の家は希望しているリノベーションを施せるかどうかを、事前に確認しておく必要があります。

 

3つ目は、建物の状態によって工事費が高くなることです。
家の枠部みや基礎状態は、スケルトン(内部や設備を全て解体して柱や梁(うちばり)などの構造体を晒した状態)でなければならない場合があります。
解体して初めて構造部分や基礎の修繕がどの程度必要なのか判明するため、想定より費用が増える可能性を考慮しておきましょう。

 

□まとめ

 

今回は中古住宅をフルリノベーションした場合にはどのようなメリットや注意点があるのかについて紹介しました。
中古住宅のフルリノベーションは新築の家を建てるよりも、より良い土地でより理想の住居を選べるかもしれません。
長く快適に過ごせるあなたに合った住まいを選ぶ手助けとなれたのなら幸いです。

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