皆様は、空き家をリフォームするメリットについてご存じでしょうか。
実は、空き家はリフォームすると良いことがたくさんあります。
そこで今回の記事では、空き家をリフォームするとなぜ良いのか、その理由を説明します。
ぜひ、最後まで目を通してみてくださいね。

 

□空き家をリフォームするメリットとは？

購入した空き家をそのまま使用するのではなく、リフォームするメリットとは一体何なのでしょうか。
ここでは、主に3つのメリットについてご紹介します。

1つ目のメリットは、資産価値の向上です。
空き家は、すべての箇所を改修する必要はありません。
老朽化している箇所や、改修することで快適に過ごせるようになる部分のみリフォームすると良いでしょう。
それによって、買手や借手が見つかりやすくなります。

快適に過ごせる住宅にリフォームできれば、資産価値が上昇する可能性があります。
資産価値が上がれば、物件を売却する際に、購入時よりも高い値段で売りに出せるかもしれません。

2つ目のメリットは、防犯効果の増大です。
空き家の外見を整えることは、防犯に大きく貢献します。
門が施錠されていなかったり、窓が割れていたりすれば不法侵入の対象になる可能性が高まります。
所有している空き家に空き巣が入れば、近隣住民にも迷惑をかける恐れがあります。

リフォームすれば物件の見た目もよくなるだけでなく、防犯にも効果があるのです。

3つ目のメリットは、「特定空き家」の指定からの回避です。
倒壊する可能性のある物件や著しく衛生状態が悪い物件は、特定空き家として国から指定を受けてしまいます。
この指定を受けた場合、50万円以下の過料が科される場合があります。

リフォームして空き家の外観を整えておけば、しっかり管理された物件であるとされ、特定空き家の指定を避けられます。
空き家をリフォームすれば資産価値を上昇させるだけでなく、防犯効果もあり、さらに予想外の過料も回避できるのです。

 

□空き家リフォームのデメリットとは？

メリットの多い空き家のリフォームですが、もちろんデメリットもあります。
リフォームに踏み切る前に、しっかりと認識しておきましょう。

デメリットの1つ目は、費用です。
リフォームを行えば、もちろん費用がかかってきます。
特に建築から長年月が経っている物件であれば、工事費用は高くなります。

デメリットの2つ目は、売却などの際の売値です。
空き家をリフォームしたとしても、その分の費用が売却や賃貸に出した際に回収できない場合があります。

物件の状態は良くても、立地が悪ければ買手などが見つからない可能性があります。
そのため、売却や賃貸を目的としてリフォームする場合は、どれくらいの改修で利益を得られるかを明確にしたうえで工事を行いましょう。

 

□空き家をリフォームする前に目的を明確化しよう！

空き家のリフォームは、その目的に応じて異なったメリットとデメリットが生じます。
工事を行う前に、何のために工事をするのかということを明確化させることが非常に重要です。

多くの方に共通する目的としては、以下の2つがあげられます。

1つ目は、自分の住居として使用する目的です。
住居としての使用を考えているのであれば、ご自身が快適に暮らすために必要な部分だけのリフォームを行えます。
1度にすべて改修してしまうのではなく、自分のペースに合わせて工事を進められるのも魅力の1つですよね。

2つ目は、売却するまたは、賃貸に出す目的です。
自分が住むのではなく、他の人に売ったり貸し出したりするための空き家リフォームであるなら、全体的な工事がおすすめです。
これから入居する人のことを考えて、老朽化している部分のみならず、物件全体のリフォームを行うと良いでしょう。

しかし、買手や借手が見つからなかった場合、リフォームにかけた費用が戻ってこない可能性があります。
リフォームすれば資産価値が上がりますが、売れない可能性があることはしっかりと留意しておきましょう。

当社では、1件ごとに一級建築士とベテラン工務店のプロたちとともに、物件の構造チェックを行っています。
そのため、買い取りが難しいと思われがちな物件でも、リフォーム前提としている当社であれば、買い取り可能な場合がございます。

また、物件購入からアフターサービスまで手厚いサポートを行っています。
物件売却後にトラブルが発生した際には、迅速に対応いたしますので、安心してお任せください。

当社では多くの物件を販売してきた実績があります。
どの会社に任せたら良いか分からないという方にも真心を込めて対応いたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。

 

□まとめ

空き家のリフォームは、ご自身の目的に合わせて行うことが非常に大切です。
手を入れる必要のない箇所を工事して費用を追加しないためにも、しっかりと物件を調査するようにしましょう。
リフォームをお考えの方は、ぜひ今回の記事の情報を参考にして工事を行ってみてくださいね。