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空き家の購入で失敗しないためには?注意点や事前のチェックポイントを解説します

空き家の購入で失敗しないためには?注意点や事前のチェックポイントを解説します

2022/01/11

空き家と聞いて、皆さんはどのようなイメージを抱きますか。
根強く残っている意見としては、空き家は汚く安心できないというものです。
そこで今回の記事では、空き家購入で失敗しない方法について解説します。
中古物件をお探しの方はぜひ、この記事を参考にして空き家の魅力にも触れてみてくださいね。

 

□空き家購入でありがちな失敗について

良い空き家を見つけたと思っても、購入後に後悔してしまう点が出てくることが良くあります。
そこで、購入後に後悔しないために、特に気をつけておきたい失敗を5つご紹介します。

1つ目は、建物の改修費用です。
建物自体の状態が良いように思えても、ダニやシロアリなどによる虫害が発生すれば、その箇所を改修する必要が出てきます。

DIYで壁や屋根などを改修しようとしても、思ったよりも腐敗している場合には専門の会社に頼んで改修してもらう必要があります。
そうなると、さまざまなところで改修費用が増えてしまいます。

2つ目は、リフォームです。
空き家を購入して、リフォームしてしまおうとお考えの方は注意が必要です。
昔ながらの物件の場合、リフォームを任せる会社が昔の技術を理解していないと、リフォームすること自体が難しいです。

築年数が100年を超えている物件や、地域独特の施工方法が用いられていないかチェックしておきましょう。

3つ目は、寒さです。
昔ながらの古民家の場合、夏は涼しく過ごしやすいのが特徴です。
しかし、冬はその風通しの良さが裏目に出ます。
窓が多く、断熱材がないとさらに寒く感じてしまいます。

エアコンをつけたとしても、隙間が多く室内の空気が外に逃げてしまいます。
寒さ対策としてまずは、断熱材を利用して隙間を埋めると良いでしょう。

4つ目は、ライフラインです。
昔に作られた物件の場合、下水道が整備されていなかったり、井戸水が使用されていたりすることがあります。
長い間使われていない物件の場合、ガス管や水道管が使えなくなってしまっていることもあるので注意しましょう。

5つ目は、人間関係のトラブルです。
田舎にある空き家に移住する場合、空き家の状態だけでなく、近所付き合いにも気をつけなくてはいけません。
田舎はコミュニティーが狭いため、あいさつなどをしっかり行わないと近隣住民とのトラブルの元となってしまう可能性があります。

 

□購入前に必ずチェックしておきたいポイントについて

物件を購入する前には、建物の構造に欠陥がないか十分に確認しましょう。
建物の欠陥を確認する項目としては、以下の3つの観点からチェックしてみましょう。

1つ目は、耐震性です。
地震が多い日本では、必ずチェックしておきたいポイントです。
地盤が緩くない場合でも、液状化しやすい場所の可能性があります。
物件の購入を考えている場所の地盤を知りたい場合は、ネットで「ジオダス」や「ハザードマップポータルサイト」などで検索できます。

また、物件が旧耐震基準で建築されたものではないか確認しておきましょう。

2つ目は、再建築が不可能な物件です。
古民家の中には、リフォームや増築ができない物件があります。
また、物件を建て替えた場合でも、今の大きさより小さな物件しか建てられない場合があります。

物件購入後に再建築などをお考えの方は、その地域の役場の建築関係部署に行くのがおすすめです。

3つ目は、違法改造と増築です。
違法建築とは、建築基準法などを無視して作られた物件のことです。
購入の際に違法建築であることを知らなかったとしても、購入後に増改築ができない場合があります。

また、違法建築の場合は銀行からの住宅ローンの融資が受けられないことがあるので注意しましょう。
検査済証が発行されている物件である場合、違法建築ではありません。
物件にこの証明書がついているかをしっかりと見ておきましょう。

 

□空き家を購入する前にやっておきたいこととは?

空き家を購入する前にご自身で必ず、すべての住宅設備の動作チェックをしましょう。

契約する際には、付帯設備表という書類がもらえます。
付帯設備表には、その物件の設備がどのような状態にあるのか記載されています。
この書類はあくまでも売主の方が書いたものです。
付帯設備表を見ながら、実際に設備が稼働するのかご自身の目で確認するようにしましょう。

物件全体の状態を詳しく知るために、物件状況報告書にも必ず目を通しておきましょう。
この書類には、物件にどのような不具合があるのかが記載されています。
契約の際に付帯設備表とともに渡されますが、物件の状態を先に知っておくために、早めにもらえないか聞いてみることをおすすめします。

 

□まとめ

今回は、空き家を購入する際に気をつけたいポイントについて詳しくご紹介しました。
空き家はその家に住んでいた人の物語を感じられる、趣のある物件です。
快適に過ごすためにも、空き家を購入する際には家の構造をしっかり理解しておく必要があります。
ご自身の目でしっかり確かめて、理想の物件を手に入れてくださいね。

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