空き家を購入するときのポイントは?注意点と事前に知っておきたいことについて解説!
2021/12/25
新しい住まいを選ぶ際、空き家や中古住宅をリノベーションして住もうと考える方も少なくないでしょう。
しかし、中古住宅は新築よりも購入のときに不安になりがちです。
空き家の購入はうまくいけば、お金を節約しながら新築のようなマイホームが手に入ります。
そこで今回は空き家を購入するときの注意点について解説します。
□空き家を購入するときの計画の立て方のポイントを2つご紹介します!
1つ目は、空き家を購入する上で譲れないポイントを決めておくことです。
住宅を選ぶときの欠かせない条件として、立地、間取り、価格、物件タイプなどが挙げられます。
しかし、この全ての条件を満たすような物件はなかなかないため、条件に優先順位をつけたり、妥協点を見つけたりする必要が出てきます。
このとき、ご自身の中で譲れないポイントが決まっていないと判断が遅くなり、最悪の場合は他の人に取られてしまうことも考えられます。
予算は柔軟に対応させることが難しいはずなので、予算を先に決めたらその範囲内で、具体的に住み始めた時をイメージしながら条件を書き出してみましょう。
2つ目は、購入にかかる諸費用についても考慮しておくことです。
中古住宅を購入してから、実際に住み始めるまでには、物件の購入費以外にもさまざまな費用がかかります。
例えば、住宅購入に関わるものとしては、印紙代や仲介手数料、不動産取得税や保険料などです。
また、ローンに関わる費用として、ローン事務手数料や抵当権の登記費用などがかかります。
そして最後に、住むためのインテリアをそろえる費用や、引っ越し費用がかかります。
特に、大きな割合を占めるのが仲介手数料ですが、「購入価格の3パーセントに6万円をプラスしたもの」という上限が定められています。
物件価格だけで予算を考えないように注意しましょう。
□空き家の売買契約をするときの注意点を解説します!
空き家の情報を集め、気に入ったものが確定したら、いよいよ購入の申し込み手続きを行います。
その後、住宅ローンの仮審査を申し込んでから、売買契約締結というに流れです。
この売買契約の流れとしては大きく2つあるので、以下で詳しく説明します。
1つ目は、重要事項の説明をしてもらうという作業です。
具体的には、重要事項説明書という書類の読み合わせですが、かなりの文字数があり、短時間で理解するのはなかなか難しいです。
しかし家という大きな買い物ですし、なおざりに聞き流してしまうのは危険です。
事前にコピーしてもらい、説明してもらう前に一読しておいてから、当日は質問できるくらいにしておくことをおすすめします。
また、中古住宅購入時には、瑕疵(かし)担保責任の有無を確実にチェックしましょう。
これは、購入した物件に欠陥があった場合の補償に関する取り決めです。
中古住宅や空き家は、居住を初めてから発覚する欠陥があることも珍しくありません。
その時に、なるべく有利な条件で補償してもらうためにも瑕疵担保責任についてはよく確認しておきましょう。
2つ目は、売買金額の5から10パーセントに当たる手付金を支払うことです。
売買契約時には、割合的には少なく見えますが額にするとかなり大きなお金が必要になるため準備しておくようにしましょう。
□空き家を購入するときに事前にチェックしておきたいポイントをご紹介します!
空き家を購入するときは、安いからと言って飛びつくのは危険です。
この項では、空き家ならではの注意点を3つご紹介します。
1つ目のチェックポイントは、住宅としての機能をしっかり保っているのかという点です。
人が住んでいる家より、人が住まなくなった家の方が老朽化するスピードが速いです。
特に、カビや雨漏りなど、家族の健康に悪影響が出そうな部分は修繕が必要になります。
修繕箇所が多すぎると、リフォームの費用がかさみ、トータルで見るとお得でない場合もあります。
住宅の不具合を診断するインスペクションを受けることで、想定外の出費はある程度防げるためおすすめです。
2つ目のチェックポイントは、空き家になった理由です。
購入する前に必ず空き家になった経緯を把握するようにしましょう。
相続後に必要がなくなった場合や、転勤によりやむを得ず引っ越した場合は問題ないことが多いですが、近所トラブルや過去の事故が原因だとすると、二次的なトラブルを起こす可能性もあります。
売主に直接確認したり、空き家のある土地に出向いて話を聞いたりして、外観や立地、価格だけにとどまらず、情報を調べるようにしましょう。
3つ目のチェックポイントは、空き家購入にかかる税金がいくらなのかという点です。
不動産を購入するときには、登録免許税や不動産取得税、所有権移転登記費用など、購入費用以外に購入にかかる税金や経費が発生します。
また、購入前だけでなく、購入後も固定資産税や都市計画税などはかかってきます。
購入時の一時点だけでなく、購入後も見据えた長期的な視点で資金計画を立てるためにも、税金やランニングコストについてはある程度把握しておきましょう。
□まとめ
今回は空き家を購入するときのポイントについて解説しました。
住宅購入をお考えの方は、この記事を参考に空き家の購入を検討してみませんか。
当社は、中古マンションや中古一戸建てなどのリフォーム物件を多数案内しております。
住宅を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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