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中古住宅の購入で失敗しないためには?注意点を紹介します!

中古住宅の購入で失敗しないためには?注意点を紹介します!

2021/10/02

中古住宅にはたくさんの魅力がありますが、住み始めると中古物件ならではのトラブルに頭を抱えることがあります。
購入するなら、失敗しない快適な生活を送りたいですよね。
そこで今回は、購入前に押さえておきたい中古住宅でのトラブルと防ぐための対策に加え、内覧時の注意点をご紹介します。

 

□中古住宅の購入でよく起こる失敗例をご紹介!

購入前に押さえておくべき失敗例を5つに分けて説明します。

1つ目は構造・基礎部分のトラブルです。
例えば、窓枠に歪みがあり隙間風が入ってきたり、配管部分からの水漏れが発生していたりすることがあります。
そのほかにも老朽化によるひび割れやシロアリ被害などが挙げられます。
どの問題も内覧時に少し確認するだけでは気づきにくい部分になるので注意しておきましょう。

2つ目は断熱性によるトラブルです。
断熱材が古くなっていることが原因で室内の気温が適切に保たれないことがあります。
特に春や秋など比較的過ごしやすい時期に内覧をする際には、断熱性が低くないかどうかを意識的にチェックするようにしましょう。

3つ目は近隣の人間関係によるトラブルです。
具体例として、地域一帯での密な関わりを求められたり、自治体やイベントへの参加が半ば強制的に行われたりすることです。
地域の雰囲気や地域活動への考え方が自分たちに合っているのかどうかを事前に調べておくことをおすすめします。

4つ目は水回りに関するトラブルです。
失敗例として水道管のさび・台所の水漏れや臭いなどが挙げられます。
水回りの環境は、生活をする上での満足度に大きく影響する部分になるため丁寧に確認することが大切です。

5つ目は資金面のトラブルです。
中古住宅を補修する際に思っていた以上に費用がかかる場合があります。
例としては基礎部分の修繕工事、シロアリ駆除やリフォームなどがあります。
直す部分がある場合は、事前にどれくらいの資金を用意する必要があるのかを計算し、余裕をもって予算を立てておくようにしましょう。

 

□中古住宅購入前の対策について解説!

後悔のない生活を送るためにも、購入する前に6つの対策方法を参考にして進めるようにしましょう。

1つ目はホームインスペクションを受けることです。
住宅のことに詳しい専門家が住宅の劣化状況や欠陥の有無を調査してくれるものです。
調査を通して、修繕費の見積もりやリフォームのアドバイスも受けられるのであらかじめ具体的な修繕計画を立てられます。
ホームインスペクションを利用することで、思わぬ出費を防ぐことにつながります。

2つ目は耐震診断を受けることです。
ホームインスペクションでは耐震に関しての調査は含まれていません。
そのため、耐震性に不安のある住宅は加えて耐震診断を受けるようにしましょう。
また、住宅ローン控除を受ける場合は耐震基準を満たす必要があるため、減税を考える上でも耐震診断は受けておくと良いでしょう。

3つ目は契約不適合責任についての理解をすることです。
売買の契約を交わした際に売主が買主側に対して負う責任のことを指します。
具体的には契約時にシロアリ被害に関する報告が買主側にされなかった場合に、売主が責任を負うことがあるということです。
つまり、売主が物件の状況に関して事前に告知していない場合、後に問題が発覚すれば売主の請求の責任を問えます。

4つ目は既存の住宅瑕疵保険に加入しているかどうかの確認をすることです。
中古住宅の瑕疵による問題が発覚した場合、瑕疵保険に入っていれば修繕にかかる費用が保険から適応されます。
ただし、保険の加入には会社既定の検査を受ける必要があるため注意しましょう。

5つ目は内覧時に周辺環境も調べておくことです。
内部見学を行う際は室内の間取りや日当たりを確認することが一般的ですが、購入後の失敗を避けるためには周囲の環境に注意しておくことも大切です。
特に、騒音や交通量に関する項目は時間帯ごとに確認しておくことをおすすめします。

6つ目は住宅ローンをイメージして減税制度の確認をすることです。
返済時に家計への大きな負担とならないように、さまざまな状況を見込んでシミュレーションをすることが大切です。
また、減税制度の条件を把握してうまく活用するようにして計画的に進めるようにしましょう。

 

□内覧時のチェックポイントをご紹介!

中古住宅で気になる物件を見つけた際に、売主が住んでいても販売活動をしている場合があるため空室でなくとも内見をさせてもらえます。
遠慮することなく、後悔が生まれないように行動しましょう。
内覧する際に気を付けたい3つの点ポイントを説明します。

1つ目はクローゼットや押入れを見せてもらうことです。
収納スペースは快適な生活を送るためにはしっかりと確認しておく必要があります。
たとえ、移住者の荷物が入っていたとしても見せてもらうよう頼むことをおすすめします。
チェックポイントとしては十分なスペースがあるかどうかはもちろん、収納内の壁や天井にカビや雨漏りによるシミがないかも見ておきましょう。

2つ目は点検口の中を見せてもらうことです。
点検口内部を確認することで、床下や天井裏の配管で水漏れがないかどうかを確認できます。
住宅によっては点検口を取り付けていないこともありますが、一般的には1階の床面に設けられています。

3つ目は複数回の見学で納得してから購入に進むことです。
売主が居住中の際は、何度も訪ねて見学しに行くのは気が引けると感じるかもしれません。
ですが、誠意を見せて真剣に購入するかどうかの検討をしていれば、見学を嫌がられることもないでしょう。
気になる点はなるべく購入前に解消しておくことが、購入後の満足度につながります。

 

□まとめ

今回は中古住宅を検討されている方へ向けて、中古住宅購入前に知っておくべきトラブルと対策に合わせて内覧時のチェック項目をご紹介しました。
中古住宅での生活をより快適なものにするためにも起こりうる問題を把握し、対策を立てることが大切です。
理想の住まいを手に入れるためにも事前に準備しておくようにしましょう。

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