購入後のトラブルを防ぐ方法とは?中古住宅を購入する時の参考に!
2021/09/11
新しい暮らしを始めたいと考える方の中には中古住宅を購入される予定の方もいらっしゃるでしょう。
中古住宅には理想の住まいを新築よりも安く手に入れられることもあり注目されています。
ですが購入する際には注意するべき点もいくつかあります。
そこで今回は中古住宅を購入後のトラブル例やトラブル対策をご紹介します。
□中古住宅購入後のトラブル例をご紹介!
中古住宅を購入した後に起こると考えられるトラブルを3つに分けて説明します。
1つ目は設備の老朽化による故障です。
例えば、住み始めてからトイレの温水機能が使えなかったり、給湯器の故障が見つかったりすることが挙げられます。
このような生活を始めてみて発覚するトラブルを避けるには、引き渡しの際に付帯設備票の内容と見比べながら入居直後に問題なく動くかどうかの確認をしておくことが大切です。
また、トラブルが発覚した際には、仲介の不動産会社に問い合わせて解決してもらえるよう促しましょう。
2つ目は雨漏りやシロアリ被害によるトラブルです。
住み始めてしばらくしてから雨漏りや水漏れなどの問題が発生することがあります。
また、シロアリによる建物の損傷が見つかった時は、高額な費用を支払って補修を行う必要があります。
契約内容どおりでなかった場合は売主に責任を問えることがあります。
雨漏りやシロアリ被害を避けるためには、中古住宅を購入する前に、建物状況調査を活用して建物に劣化や欠陥がないかどうかを確認しておくことをおすすめします。
中古住宅を購入する場合は、仲介業者である宅建業者に側が建物状況の分かる書面を渡す必要があるため確認してみましょう。
3つ目は依頼内容通りのリフォームがされていないというトラブルです。
住宅を購入後に、耐震性能や排水管などのリフォームを行った際、依頼通りの工事がされていないことがあります。
リフォーム会社に請負契約に基づいて責任を問えることがありますが、トラブルはできるだけ避けたいですよね。
予防するためにリフォーム瑕疵保険に入って、いざというときに保険金を受け取れるようにしておくのも1つの手です。
□中古住宅購入後のトラブル対策をご紹介!
中古住宅を購入する上でトラブルを未然に防ぐための4つのポイントを紹介します。
1つ目はホームインスペクションをすることです。
住宅に詳しい建築士などに、建物の現状や欠陥がないかどうかを検査してもらうことです。
このようなホームインスペクションを行うことによって、大きなトラブルに発展するような問題を軽減させられます。
現在、宅建業法によって買主側は売主に対してホームインスペクションの有無や調査に関しての基本的内容を伝える必要があるため、その際に診断を受けるかどうかの判断を行いましょう。
また、補修費用については買主か売主のどちらかが支払うこととなり、一般的には買主側が負担することになります。
契約後にインスペクションを行った場合、結果を理由に契約の破棄は行えないため契約前にインスペクションをすることをおすすめします。
2つ目は既存住宅瑕疵担保の保険に入ることです。
中古住宅を購入するということは思わぬ欠陥が存在している状態で買うことになるかもしれないため、ためらうこともあるでしょう。
ですが瑕疵が見つかった場合に保険に入っていれば、保証してもらえます。
入る際には、保険会社が独自に行う検査に通る必要があり、加入するための要件も厳しいため注意が必要です。
3つ目は付帯設備票・物件状況の告知書を確認することです。
住宅の売買をする際には付帯設備票と物件状況報告書の書類がやり取りされます。
付帯設備票に関しては給湯設備や水回りの設備について記載されており、物件状況報告書については雨漏りやシロアリ被害の有無などが記されています。
書類内容から気になる点や問題が見つかった場合は、質問するようにしましょう。
4つ目は不動産の瑕疵担保責任の対象や期間を把握することです。
不動産売買の契約書の内容をしっかり理解しておくことで、未然にトラブルを避けることにつながります。
□トラブルを防ぐためには信頼できる不動産会社を選びましょう!
自分たちに合った不動産会社を選ぶために、不動産会社を探すときの3つの手順と押さえておくべき注意点について紹介します。
1つ目は不動産会社のホームページを見ることです。
まず、ホームページを確認する上でのポイントとして物件情報や量は気にする必要はありません。
また、サービス内容に注意しましょう。
自分たちの求めているものや不安なことを解消してくれるような会社を選択することが大切です。
最後に経営者の顔が出ているかどうかをチェックすることです。
安心して任せられるような人かどうかを判断するためにも経営者の理念や考えも確認すると良いでしょう。
また、経営者のプロフィールをSNSを利用して探してみるのも1つの手です。
2つ目は不動産会社を実際に訪ねることです。
実際に会社に足を運ぶことで、その場の雰囲気やホームページから得たイメージと違わないかどうかを判断するようにしましょう。
3つ目は担当者を見極めることです。
人が良いことはもちろんですが、それに加えて制度や税制などの知識やスキルがしっかり備わっているかどうかも大切になります。
□まとめ
今回は中古住宅を購入した後に生じるトラブル例と避けるためのトラブル対策についてご紹介しました。
中古住宅を後悔のない理想の住まいとするためには、トラブルについての知識を身につけて事前に防ぐための対策をとることが大切です。
皆さんが素敵なマイホームを手に入れるために、今回の内容を役立てもらえれば幸いです。
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