新築住宅と中古住宅のどちらを購入するか迷う?両方の特徴を紹介します!
2021/08/01
新築住宅と中古住宅の2つで迷っている方も多いのではないでしょうか。
どちらも良い点と悪い点があるので、なかなか決められないですよね。
今回は新築住宅と中古住宅のそれぞれの特徴と、それに向いている人を紹介します。
この記事が住宅選びのヒントになれば幸いです。
□新築住宅の特徴とは?
まず最初に、新築住宅のメリットと注意点を紹介します。
それはなんといっても新品であることです。
床、天井、壁や住宅の設備も新品です。
設備が新品であることは、最新の機能を備えている設備である可能性が高いです。
例えば、キッチンも食洗器が付いていたり、断熱ガラス、進化している断熱材が標準仕様で使われているケースが多いです。
また、新築なので、住宅の劣化は当然なく、購入してからの修繕費やその手間も当然少ないでしょう。
金銭面でのメリットは様々な特例を受けられて、購入後の数年間にわたって税金を軽減されます。
具体的には、所有権を登記する際の登録免許税は建物にかかる税金が新築の場合は低く設定されていることなどが挙げられます。
では、反対にデメリットは何が挙げられるのでしょうか。
最初に挙げられるのは、中古住宅と比べて値段が高いことです。
建物自体が新しいので当然と言えば当然ですが、住宅を建てるための人件費も含まれていると言う理由もあるでしょう。
次に立地を選びにくいことも挙げられます。
新築住宅の場合は販売される時期、物件数が少ないので、次の物件に引っ越すまでの時間が決められている場合は立地の自由度が少なくなります。
最後に水道負担金を支払う必要があることです。
これは、敷地に水道の引くための費用で、数十万円が必要なケースがあります。
□中古住宅の特徴とは?
では、次に中古物件のメリットとデメリットを紹介します。
メリットは主に3つあります。
1つ目は価格が割安であることです。
住宅にはその構造により、法定耐用年数が設定されています。
これは、実際の住宅の寿命ではなく、税金の減価償却を考える際に使用されます。
法律上では木造住宅の耐用年数が22年と設定されているので、建物部分の価値は無いと判断されており、新築と比べて大幅に減額された金額で販売されています。
2つ目は内覧できることです。
中古物件は現物がすでにあるので、購入する前に住宅の状態を確認できます。
この際に日当たりや風通しを確認することで、新築住宅で多い「完成したけど、思っていたものと違った」となる可能性を少なくできます。
3つ目は希望の立地を選びやすいことです。
中古物件を選択肢にすると、最寄り駅から徒歩圏内の立地といった人気のある地域からも売りに出されている物件があるので、選択肢が広まります。
以上が中古物件を選ぶメリットです。
では、反対に中古物件を選ぶことのデメリットは何があるのでしょうか。
代表的な物を紹介します。
1つ目は購入後の修繕に費用が掛かることです。
中古住宅は劣化が見られる部分もあるので、リフォームが必要な場合があります。
新しい設備にすることで快適性も上がり、改良すると機能性も上がるので、リフォームも検討しておきましょう。
2つ目は税金が割高になることです。
住宅を購入して条件を満たすと、税金を削減できる特例が受けられます。
しかし、中には新築住宅を購入する際は受けられるのに対し、中古住宅を購入する際は受けられない特例もあります。
3つ目は住宅ローンの審査が厳しくなることです。
住宅ローンを組む際は住宅に抵当権と言われる、返済が不可能になった際に担保を差し押さえられる権利が設定されます。
ローンで貸せる金額が、担保の価値によって大きく影響します。
しかし、中古住宅は築年数による価値の低下が大きく、特に20年を超える物件は資産価値がほとんどないと判断されるケースもあります。
そのため、希望しているローン金額、返済期間などの条件でローンを契約できない可能性があります。
最後は耐震性です。
1981年を境にして、耐震基準が大きく変化しました。
これ以前の住宅は地震でも倒壊率が高く、耐震性が低い傾向があるので、地震が多い日本ではリスクがあります。
また、2000年にも耐震基準が変更されているので、1981年と2000年が耐震性を判断するうえで目安になるでしょう。
□それぞれ向いている人の特徴とは?
では、それぞれ向いている人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。
新築が向いている人の特徴はコストがかかっても、自分たちに合う住宅で暮らしたいからです。
自分の趣味を生活に取り入れたい方などの、こだわりが強い方にとってはとても価値を感じられるでしょう。
反対に中古住宅が向いているのは、こだわりがあまりなく住宅にお金をかける必要がない方、住宅を決めるのに時間を取られたくない方におすすめです。
例えば、忙しい場合や、転職が多く短い間しか住まない方は中古住宅を検討すると良いです。
□まとめ
今回は新築住宅と中古住宅のそれぞれの特徴、それに向いている人を紹介しました。
どちらにも良い点があり、中古住宅にも価格以外に良い点があることをお分かりいただけたでしょうか。
中古住宅を購入することで迷っている方は、紹介したメリットを念頭に置いて検討すると良いですね。
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