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海が見える空き家に憧れますよね!しかし注意点があります!

海が見える空き家に憧れますよね!しかし注意点があります!

2020/12/11

海が見えるところに住んでみたいという憧れを抱いたことがある方は多いと思います。
今回は海が見えるところに住むメリットとデメリットを紹介したいと思います。
空き家をお探しの方は是非参考にしてみてください。

 

□海が見える家に住むメリットとは

映画やポスターなどで海が見える家を見たことがあると思います。
とても素敵でおしゃれなイメージがありますよね。
実際にどんなメリットがあるのかを紹介したいと思います。

 

*窓を開けると波の音が聞こえる

海のそばにある空き家だと波の音を聞けます。
波の音のような自然の音には「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」と呼ばれる特性があり、その性質によってそれらの音が心地よく感じます。
心拍や血圧といった人間の体のリズムも基本的に「1/fゆらぎ」になっております。
自然の音や音楽を通して「1/fゆらぎ」を感知して生体リズムと共鳴をすると自律神経が整えられるので、脳内がα波の状態になり、ストレス解消や集中力が向上して快適に暮らせそうですね。

 

*釣りにすぐに行ける

年を重ねると、家族や仕事の関係で1人で遊ぶことがなかなか難しくなってしまいますが、釣りであれば1人でもできます。
また子供がある程度大きくなれば、子供と一緒に楽しめるでしょう。
激しい運動ではないので何歳になっても続けられますし、季節に関係なく楽しめるので、釣りができる場所が近くにあると人生が少し豊かになるのではないでしょうか。

 

*子供を海で遊ばせられる

子供が楽しめる場所が家のすぐ近くにあるのは、親の立場からすると嬉しいですよね。
人によってそれぞれですが、一緒に入るのは1~2歳くらいからが良いと言われています。
子供を海に連れて行く際には、快適に過ごすための道具を用意すること、安全に海水浴を行うための注意点を把握しておくこと、この2つを頭に入れておきましょう。

海が見える家に住むと、以上のようにさまざまなメリットがあります。
毎日を充実して過ごせそうですよね。
海が近い家に一度は住んでみたいものです。

 

□海が見える家のデメリットとは

良く知られているように、海が近いと塩害の問題とは切っても切り離せません。

塩害というデメリットについて紹介します。
塩害でまず挙げられるのはサビです。
海から200メートルくらいの距離に住んでいて、鍵付きポストがサビによって回らなくなったという話もあります。
屋外に設置するエアコンの室外機や給湯器などの設備はサビによる劣化が早く、また入り込んだ塩による故障も多いので注意が必要でしょう。

サビ以外にも被害があることをご存知ですか。
海風に乗って塩が飛んでくるので、家や車の窓ガラスが塩によって白くなります。
また、砂浜がある場合は砂にも注意する必要があります。
海が見える家に住みたいと思っている方は、一度実際に海辺の空き家を内見し、飛散する砂や塩を許容できるのか確認してみることをおすすめします。

 

□塩害の範囲はどれくらいか

海が見えるといっても、目の前が海であったり、海から離れるが高いマンションであったりと、その中身はさまざまです。
「海が見たいけれど塩害は嫌だから、海から離れていても海を見られる高いマンションが良い」という人もいるのではないでしょうか。

ここでは塩害の被害範囲について紹介します。
当然、地域や地形、風向きによって変化はしますが、塩害を起こす塩分が飛来する距離は最大で沿岸から7キロと言われています。
7キロも飛散する地域は、風が強く厳しい自然の北海道や東北、日本海側で、一般的な地域だと500~2000メートルと言われています。
当社が拠点を置く兵庫県、つまり瀬戸内海の地域では山に挟まれており風の影響を受けにくいため、塩害を受ける地域は500~1000メートルでとどまります。

当社は海が近くにある不動産をいくつか所有しているので、海が見える家に住みたいという方は是非ご相談ください。

 

□塩害への対策について

塩害対策をしっかりと行わないと、修繕費用が高くついたり、長く住めない建物になったりして、せっかく建てた家を早々に手放すことになりかねません。
海が見える家に住みたいという理想を叶えるために、最後に塩害への対策を紹介します。

塩害が発生する地域では通常よりも塗装で形成された塗膜が早く劣化してしまうので、本来塗膜が予定している耐用年数より2~3年短くなります。
そのため、初期費用は少し高くなるのですが、フッ素系やアクリルシリコン樹脂系などの耐塩性・耐久性の強い塗料を使うことで、長期的にみると費用を抑えられるでしょう。

また、塗料だけでなく外壁自体を耐塩性の高いものにすると十分な対策が取れます。
サビたり腐食したりする心配のない塩化ビニル樹脂製の樹脂サイディングがおすすめです。

 

□まとめ

当記事では海が見える家に住みたい方に向けて、海が近いメリットとデメリット、塩害への対策方法を紹介しました。
塩害への対策をしっかりして、海が見える家に住むという理想を叶えてみませんか。

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