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空き家の対策はしていますか?課題となる点について紹介!

空き家の対策はしていますか?課題となる点について紹介!

2020/09/18

空き家の問題についてご存じでしょうか。
現在、日本には多くの空き家が存在しています。
それらが放置されると倒壊や害虫など、多くの問題を引き起こすでしょう。
自治体も対策していますが、なかなか解決しないのが現状です。
今回は、空き家の抱える課題と、その効果的な対策について詳しく解説いたします。

 

□全国に広がる空き家の問題とは

空き家の問題についてはどの程度ご存じでしょうか。
空き家とは、住む人がいなくなった家のことを指し、これらが全国的に増えてきていることが、日本で問題視されています。
特に、人口の流出の激しい地方部では、空き家の多さが深刻です。

最も多い山梨県においては、すべての家の内の空き家の割合が、平成30年度では20%を超えており、今後他の県でも増える傾向にあると言えるでしょう。
また、地方部だけでなく、都市部においても増加の傾向は見受けられ、純粋な空き家の数は首都圏が最も多いという報告があります。
では、空き家の問題点とはどのような点にあるのでしょうか。

1つ目は、放置による倒壊の危険です。
人が住まなくなった家は年々老朽化していきます。
手入れもされないような家は、内部の構造からもろくなっていき、やがては倒壊してしまうでしょう。
そして、家の倒壊により、近隣の方へ迷惑がかかることが懸念されます。

2つ目は、害虫などの被害です。
手入れを行わないと、家には植物が生い茂り、やがて虫の住処となるでしょう。
すると、害虫が大量に発生して近隣の方に迷惑です。
他にも、防犯上の問題も考えられるでしょう。
明らかに放置されている家は、放火の被害にあうことがあります。

このように、そのまま放置されることで生じる影響が大きな問題点と言えるでしょう。
この問題に対し、国や自治体も一定の対策は行っています。
具体的には、人の住んでいない家に対する税金を高くして売却や賃貸利用を進めています。
このような制度のために、空き家を抱えている方はできるだけ早く手を打つべきでしょう。
売却、賃貸としての利用などさまざまな方法が考えられますので、ぜひご検討ください。

 

□空き家が増加している原因とは

全国的に広がる空き家の問題ですが、その原因はどのような事なのでしょうか。
1つ目の原因として、高齢化が考えられます。
特に地方では、若い世代の都市部への流出が激しいため、住んでいる人が亡くなると、家に住む人がいなくなってしまいます。
このような原因で、空き家は増加を続けています。

2つ目の原因としては、所有者が手を付けずに放置していることが考えられるでしょう。
遠くの土地に引っ越してしまい、手入れに戻ることが困難な場合は、家はそのまま放置されてしまいます。

 

□空き家の有効な対策とは

有効な対策としては、リノベーションが考えられます。
リノベーションとは、工事によって家を改装することです。
改装の規模や目的はさまざまで、家の機能性を高める方もいれば、デザイン性を高める方も入るでしょう。
具体的には、古い造りで使いにくい動線を整備したり、外壁の塗り直しや内装をアレンジしたりすることなどが挙げられます。
では、空き家にリノベーションを行う理由とは何なのでしょうか。

空き家を資産として運用する方法は、大きく分けて4つです。
1つ目は、小さな修繕をしてそのまま賃貸として貸す方法です。
2つ目は、大規模なリノベーションを行ってから賃貸や売却で利用する方法です。
3つ目は、既存の建物を壊して新たな建物として利用する方法が考えられるでしょう。
4つ目は、土地ごと売却してしまい、資産を現金にすることです。

この際、賃貸として使う場合や売却をする場合には、借り手や買い手がいくら払ってくれるかが需要です。
金額を決める際は、建物の持つ資産価値を考慮しましょう。
その価値を高めるために有効なのがリノベーションです。

リノベーションにより、家が持っていた価値を高める、つまり付加価値を付けられます。

例えば、もともと断熱性が低かった家に対し、断熱工事をすることで、高断熱の家としての付加価値を与えられます。
高断熱の家は、夏や冬にかかる光熱費が大幅に抑えられることが知られているため、誰が見ても付加価値の高い家でしょう。
また、デザイン性を高めるリノベーションによって、デザインによる付加価値を生み出せるでしょう。

他にも、子育て家庭や単身層など、需要を絞った工事も効果的です。
狙いを絞ることで効果的に工事を行い、借り手を見つけやすくなるためです。
ただし、工事の費用と効果については十分な検討が必要でしょう。
大規模な工事を行う場合、最高で1000万円ほどの費用がかかる可能性があります。
この費用を、家賃収入や売却で回収できるかどうかは最も重要なポイントでしょう。

 

□まとめ

空き家の抱える課題とその対策について解説しました。
地方を中心に空き家の問題は広がり、今や全国的な問題と言えるでしょう。
その要因は高齢化、所有者の放置などによるものです。
この対策として、売却を進めて再利用することが有効でしょう。
売却のためのリノベーションも検討することをおすすめします。

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