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空き家購入にはいくら必要?リフォームの費用について

空き家購入にはいくら必要?リフォームの費用について

2020/07/18

近年、空き家の増加が社会問題となっていることをご存じでしょうか。
空き家は新築よりも安いというイメージがありますよね。
空き家問題の対策のために、政府は中古住宅のリフォームを推進していますが、空き家を購入するにはいくら必要なのでしょうか。
今回は、空き家のリフォームの費用についてご紹介します。

 

□リフォームの費用の相場とは

確かに新築よりも空き家の購入の方が費用が抑えられますが、空き家は購入した後にリフォームをする必要があるかもしれません。
築年数が長い空き家は、住宅の外壁や屋根が劣化していることが多いです。
そのまま何もせずに生活することは、安全面や衛生面を考慮すると避けた方が良いでしょう。
一般的に、住宅全体のリフォームに必要な費用の相場は150万円から500万円と言われていますが、屋根や外壁などリフォームをする箇所によって価格は変わってきます。

まず、屋根のリフォームの場合です。
屋根の劣化により雨漏りが発生している場合は、早急にリフォームする必要があります。
屋根の部分補修であれば相場は5万円から30万円と言われていますが、新しい屋根に替える場合は100万円から200万円かかってしまうでしょう。
雨漏りが発生したままだと快適な生活は送れないので、予算と相談しながら、屋根のリフォームを行うようにしましょう。

次に、外壁のリフォームの場合です。
外壁のリフォームは外観を綺麗にするだけでなく、住宅の保護性能を高めるためにもとても重要です。
前面を塗装するために費用の相場は約100万円と言われており、外壁の張替えとなった場合は、約180万円から300万円かかるでしょう。

空き家を購入する際は、空き家自体の価格だけでなく、リフォームの費用も考えておきましょう。

 

□リフォームのメリットとは

空き家を購入してもリフォームをする必要がある場合は、メリットはないのではないかと考える方がいるかもしれません。
ここからは、リフォームのメリットを3つご紹介します。

1つ目は、倒壊する危険性を軽減できることです。
リフォームをすることで暮らしやすくなるのはもちろんですが、地震大国の日本で、倒壊のリスクを減らせるというメリットがあります。
空き家を購入して何もしないままだと、築年数の長い空き家の耐久性は決して安全とは言えません。
耐震工事で耐久性を高めることで、倒壊するかもしれないという不安を軽減できるでしょう。

また、省エネ住宅にもできます。
外壁に断熱材を入れたり、熱効率が高い給湯器を導入したりすることで、省エネな住宅を作れます。
省エネによって、快適な生活が送れるだけでなく、冷暖房の効率が向上し光熱費の節約もできるでしょう。
ただリフォームをするのではなく、省エネ工事をすることで、より長く快適な生活が送れるマイホームになります。

2つ目は、犯罪のリスクを減らせることです。
空き家をそのまま放置してしまうと、見た目が古いことが多いので、空き巣のターゲットになりやすいです。
リフォームをすることで、外観を綺麗にできるだけでなく、犯罪をリスクも軽減できるでしょう。
空き家を購入して、安心な生活を送りたい方はリフォームをすることをおすすめします。

3つ目は、資産価値が高まることです。
何もしないままだと、古い空き家は資産としての価値はそれほど高くないでしょう。
人に管理されていないので、空気の入れ替えが行われておらず、湿気が充満してしまっている可能性があります。

木造建築の場合は、木材が痛んでいたり、カビや害虫が発生したりしているかもしれません
しかし、リフォームをして外観や設備を新しくすることで、資産価値を向上させられます。
資産価値が高まることで、将来賃貸として貸し出すことになった際にも、買い手が見つかりやすくなるでしょう。
リフォームに費用はかかってしまいますが、将来の資産として価値が高いことは大きなメリットです。
住みやすさだけでなく、将来のことも考えたい方は、リフォームすることをおすすめします。

 

□リフォームのデメリットとは

大きなデメリットとして、費用が高くなってしまう恐れがあることが挙げられます。
築年数が長い空き家をリフォームするとなると、修繕が必要な箇所が多くなってしまい、その分費用も多くかかってしまうでしょう。
劣化があまりにも酷い状態な場合は、住宅全体をリフォームする必要があるかもしれません。
予算が不安だという方は、購入を決める前に、あらかじめリフォームの費用はどれくらいなのか考えておきましょう。

また、耐久補強が必要になることもあります。
空き家が1981年以前に建てられていた場合は、旧耐震基準によって設計されているため、耐久補強をする必要があります。
必ず工事が必要になるので、購入前に業者に耐久補強が必要かどうか聞くようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、空き家のリフォームの費用についてご紹介しました。
空き家のリフォームをするとなると、費用がいくらぐらい必要なのかがおわかりいただけたのではないでしょうか。
決して安いものではないので予算と相談して、自分に合ったリフォームをしましょう。
この記事を参考に、失敗のない空き家購入をしてください。

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