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空き家の購入をお考えの方へ!空き家の耐震性について説明します!

空き家の購入をお考えの方へ!空き家の耐震性について説明します!

2020/05/11

空き家の購入を考えている方はいませんか。
放置されて劣化した空き家を見ると耐震性に不安を抱いたり、マイナスイメージを持ったりする方も多いですよね。
しかし、近年の空き家はリフォームプランがあり、快適に過ごせることをご存知でしょうか。

そこで今回は空き家の耐震性について解説します。

 

□耐震診断とは

 

耐震診断という言葉をご存知の方はいらっしゃいますか。
建築士などの専門家が実際に建物に赴き、劣化具合や構造を確認し、図面と比較します。
専門家が実際に目にした情報を元に、耐震ソフトに必要項目を入力して耐震性を診断します。
その耐震診断の結果に基づいて適切な耐震リフォームや補強計画を行います。

耐震診断の結果は上部構造評点という評価点で判定され1.0点以上で震度6弱〜7の地震に遭っても、「一応倒壊しない」という目安になるでしょう。

そして、耐震診断には一般診断と精密診断法の2種類があります。
一般診断は建物の壁や床を剥がしたりせずに、つまり壊さずに目視で診断する方法です。
そのため必要項目を確認することが難しく図面や築年数から判断することが多いでしょう。

精密診断法は必要に応じて壁や天井を剥がし内部の構造を確認する診断方法です。
一時的に破壊した箇所は、診断後に補修します。
解体道具や補修用工具の他にも多くの道具が必要なので半日〜1日程度の作業時間が必要でしょう。

 

□耐震診断が必要な場面とは

 

耐震診断は理解したけどいつ必要なのか分からないですよね。
次に耐震診断が必要な場面とその理由について解説します。

1つ目は、第三者に貸し付ける場合です。
安全に暮らせる空き家は当然借りたいと思う方が多くなりますよね。
そのため、「耐震基準を満たしている」という安全性の保証を得るために耐震診断が必要になるでしょう。

2つ目は、再度居住する場合です。
普段の生活で、できる限り地震に対する不安を抱えたくないですよね。
購入する時は空き家のままでも将来的に自分や子供が居住する可能性がある場合は、耐震診断を行い安全性の確認をしましょう。

3つ目は、周辺住宅に迷惑をかけないためです。
過去に起きた阪神・淡路大震災や東日本大地震の被害によると、倒壊した家屋に閉じ込められ逃げられなくなったり、道路を防ぎ救助活動が遅れたりしました。

周辺住宅は対策しているけど、自分の住宅は対策しておらず倒壊して隣人に迷惑をかけるかもしれません。
そのようなことを防ぐために耐震診断を受けリフォームを行うことは大切でしょう。

4つ目は、資産としての価値を高めるためです。
第三者に空き家を売却する時に耐震診断を受け、耐震基準を満たしておくと購入したい人が増えるでしょう。
需要があれば、資産としても価値も高まるでしょう。

 

□空き家を購入する時の耐震診断の流れとは

 

耐震診断を行う場合と理由を説明しました。
次は耐震診断の流れを解説します。

最初に、耐震診断を行うことについて売主から許可を得ます。
まだ物件を購入していないので許可を得てから耐震診断を行うようにしましょう。
次に、保管している図面を売主に探してもらいましょう。
入手した図面に筋交い等が明記されているか確認するためです。

耐震診断をしたいけど、費用を安くしたいと考える方もいらっしゃいますよね。
自治体によっては補助金があるかもしれません。
基本的には購入前は補助金の対象にならないのですが、確認することをおすすめします。

そして、耐震診断業者に連絡し見積もりを取りましょう。
見積もりで不安な点が無ければ依頼して耐震診断を始めましょう。
見積もりの時点で分からないことがあれば質問して、疑問点を解消しておきましょう。

 

□安心R住宅は耐震性にもメリットが存在する

 

安心R住宅をご存知ですか。
安心R住宅の制度の条件は、消費者の中古住宅購入の不安を払拭するために新耐震基準同等の耐震性を保有していることが必要です。
日本は地震が頻繁に起きる国なので耐震性はとても大切でしょう。

また、建物状況調査の実施、雨漏りなど構造上の不具合がないことも条件として設定されています。
雨漏りや家の柱が腐っていると購入者は安心できないですよね。

安心R住宅に認定されているということは国が定めている厳しい審査をクリアしている物件なので購入者にとっては良い目安でしょう。

空き家や中古物件と聞くとマイナスイメージを想像する方も多いでしょう。
しかし、近年の中古物件はリフォームプランが用意されていたり、すでにリフォームした上で売りに出していたりします。
安心R住宅では新耐震基準と同等の耐震性を保有しているので、安心して購入できるでしょう。

 

□まとめ

 

今回は空き家の耐震性を中心に解説しました。
空き家に対するマイナスイメージは払拭されたでしょうか。
放置されている空き家でも耐震診断を受けて、適切な耐震性を保持していることが多いでしょう。
近年の空き家にはリフォームプランも付いているので、安心して暮らせるでしょう。

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