姫路市在住の方必見|空き家を賃貸に出すデメリット
2019/11/27
空き家を賃貸に出すだけで収入が入るから一番利益のある得策なのではと考える方は多いのではないでしょうか?
賃貸で利益を上げる方も実際にいますが、いくつか難点もあります。
この記事では空き家を賃貸に出すデメリットと売却についてご説明します。
□空き家を賃貸に出すことのデメリット
*リフォーム費用が掛かる場合がある
入居者を募集する前に、空き家を人が快適に暮らせる状態にする必要があります。
具体的には、自身が賃貸に出す直前まで居住していた場合は汚れや設備の欠陥を修理しなくてはいけません。
さらに、長年使用していなかった場合は設備を大々的にリフォームしなければならない可能性もあります。
また、入居者が居住することで当然設備は古くなりますし、入退去時のクリーニング代もかかります。
これらの費用を敷金などだけで賄うのは少し難しいです。
*収入を得るための手続きが必要
家賃は自身で勝手に決定することはできず、周辺の賃貸物件の値段と比較したり、築年数や相場も考慮したりする必要があります。
また、契約の形態も「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類があります。
前者は退去の申し出がない限り自動的に契約が更新されるもので、後者は一定の期間でしか契約が有効にならないものです。
*入居者とのトラブル
入居者が家賃を滞納したり、他の入居者とトラブルを起こしたりした際に全て責任をもって対処する必要があります。
会社に依頼してトラブルを解決することもできますが、その分依頼費を支払う必要があるのであまり賢い選択だとは言えません。
□空き家を売却するという選択肢
一方で、空き家を売却するのも1つの方法です。
売却にもそのまま売却する方法と、更地にしてから売却する方法があります。
更地にしてしまった方が売却できる可能性は高くなりますが、必ず売れるとは限らないので解体費などを考えるとすこしリスクが高いです。
そのまま売却する方が収入額は低くなりますが、すぐに現金化できる上、手間がかかりません。
どちらの方法を選ぶにしても、売却して利益が出ることで所得税を支払う必要が生じます。
親から相続した空き家を売却する場合などは最大で3000万円までの特別控除の対象になることがあるので、事前に条件を把握したり、弁護士や税理士に相談したりすることをおすすめします。
また、長年放置している空き家や周りの環境に悪影響を及ぼすと見なされた空き家は、固定資産税を通常の6倍支払う必要があります。
そのため、空き家を長い間放置しすぎず、定期的に手入れをして清潔に保っておくことが重要です。
□まとめ
上述したように売却の方が収入も確実ですので、売却も選択肢の一つとして考慮してみて下さい。
何か他にご不明な点がございましたらお気軽に当社にご相談下さい。
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