空き家を売却するよりかは空き家ビジネスをした方が利益を得られると考えている方はいらっしゃいませんか？
実際に空き家ビジネスで成功する例もたくさんありますが、空き家ビジネスはなかなか難しいものです。
この記事では空き家ビジネスが難しい理由と、売却するメリットについてご説明します。

 

 

□空き家ビジネスが難しい理由

 

＊新築住宅の人気

最近では新築住宅が急激に増え続けています。
そのため、そもそも中古住宅に住もうとする人の数は減少しています。
中古住宅の場合は設備が新築に比べて古いのに加え、家そのものの骨組みや構造や質が悪いためあまり好まれません。
火災などの緊急事態にすぐに対応できる方が良いですし、日本は震災が多いため、いざという時に安心できる最新の耐震工事がされた新築に惹かれる人が多いのも納得できます。

 

＊地方の人口減少

都市部に人口が集中しているため、地方の定住者数が圧倒的に少ないのが現状です。
進学や就職を都市部でするとそこに定住する人が増える一方であるのに対し、地方に住む若者の数はどんどん減っていきます。
つまり、空き家の増加問題は地方の人口減少問題も深く関わっているのです。

 

＊管理費用の負担

主な負担として維持費や管理委託費などがかかるのに加え、特に重荷になるのが固定資産税です。
住んでいなくても、住宅用地特例に適用されると更地の６分の１の固定資産税額を払わなければなりません。
また、解体した場合は特例が適用されないため課税額が６倍にまで増えることがあります。

 

 

□売却をおすすめする理由

・無駄な税金を払う必要がなくなる

払わなければならない税は固定遺産税と都市計画税の２つです。
そして、双方の税が土地と建物それぞれにかかります。
売却することでこれらの税を支払う必要はなくなります。

・売ることで収入を得られる

何にも活用されていない空き家を所有し続けるよりも売却した方が収入を得られますし、売却の決断を早くすればその分高額で買い取られます。
人が住んでいない家は老朽化のスピードが速いため、設備や外壁が痛みます。
また、立地条件があまり良くない場合は資産価値がどんどん下がるため、売却する際の価値がなくなってしまう前に売却するのがおすすめです。

 

 

□まとめ

上述したように空き家ビジネスをするよりも売却する方が多くの収入を得られますしリスクが低いです。
この際に思い切って売却を決断してみてはいかがでしょうか？
その他にご不明な点がございましたら是非当社にご相談ください。