これから新しい家族を迎えるご家庭の方は、自分が住んでいる地域の行政サービスが気になりますよね。
妊娠中や産後、育児中に使用できる制度にはどのようなものがあるのかを知っておくだけでも、心持ちが変わるのではないでしょうか。
そこで今回は姫路市にお住いの方に向けて、姫路市の妊婦支援サービスをご紹介します。

 

□産後ケア事業

産後ケア事業では、出産されたお母さんと乳児の生活を支援するために、医療機関や助産所の宿泊、助産師の訪問などによってお母さんの心身のケアや授乳指導などを行います。
それらを受けるのに必要な料金の一部を市が負担する制度になっています。
対象となるのは、姫路市内に住所があるお母さんと生後４ヶ月までの乳児がいるご家庭です。
ご家族に家族や育児などの援助がしてもらえなかったり、お母さんが体調不良な育児に対する不安を抱えていたりするご家庭が、その地区担当の保健師と面接を行い、事業の利用が必要だと認められると利用できます。
出産を迎えるにあたって不安なこと、気になることがあれば保健所健康課にご連絡ください。

TEL: 079-289-1641

 

□産前産後サポート事業

姫路市では妊娠期から子育て期に渡って切れ目のない支援を目指しています。
そのための事業が、ファミリーサポートセンターの提供員による家事援助事業である産前産後サポート事業です。
・姫路市内在住
・妊娠中から出産後6ヶ月未満の妊産婦
・心身に不調や支援者の不在による子育ての支障
この3つの条件を満たしている方が、この事業の対象となります。
1回の妊娠につき50回まで、1回2時間以内の日常的な家事、新生児や乳児の育児補助を援助してもらえるのです。
1回の利用料は1,000円前後であるため、気になる方、お願いしたい方はお近くの子育て世代包括支援センター、子ども相談室に相談されてみてください。

 

□妊婦健康診査費助成事業

姫路市では、妊婦健康診査にかかった費用の一部が助成されます。
対象となるのは、姫路市内に住民票を置いている妊婦の方全員です。
母子健康手帳の中に妊婦健康診査費助成券が含まれているため、申請をする必要はありません。
妊婦健康診査助成券は全部で14枚交付され、93,500円まで助成されます。
もし、この金額を超えてしまうと、超過分は自己負担になることを覚えておいてください。
姫路市に住んでいる方は、妊娠がわかったら母子健康手帳を交付してもらいましょう。

 

□まとめ

今回は姫路市の妊婦支援サービスの中から3つご紹介しました。
新しい命を家に迎えるのは色々な準備が必要ですよね。
市から援助を活用して、不安なことは少しでも減らしましょう。