夢のマイホームを購入する際、現金一括で！と言うのが理想ではありますが、住宅は何千万円もする高いお買い物。
一括で買うのはなかなか難しいものです。

 

そこで必須となるのはやはり住宅ローン。
ただ、借りる際その金利がどうしても気になるでしょう。
ただでさえ高いお買い物、金利で余計にお金を取られてしまっては大変です。

そこで今回は、姫路市内に住宅ローンを取り扱う銀行とその金利をご紹介します。

 

ここでは、メガバンク、地方銀行、信金や労金、ネット銀行と、金融機関を4つに分類し、その金利を、変動、フラット35の2種類のローン金利を用いてご紹介します。（データはすべて2018年6月時点のものです）

 

･銀行種別最低、最高金利

1.メガバンク

金利の変動は0.47～0.625％、35年固定は1.1～1.73％となっています。変動、35年固定、ともに最低金利はりそな銀行です。

 

2.地方銀行

金利の変動は0.625～0.875％、35年固定は1.1～1.45％となっています。変動の最低金利はみなと、但馬両銀行、35年固定はみなと、但馬、百十四、伊予銀行が最低金利です。（百十四は香川、伊予は愛媛に本店）

 

3.信金、労金

金利の変動は0.625～1.375％、35年固定は1.1～1.405％となっています。変動の最低は近畿労金、35年固定の最低は、姫路、播州、但馬、但陽、兵庫、西兵庫の各信用金庫です。

 

4.ネット銀行

金利の変動は0.457～0.604％、35年固定は1.02～1.94％となっています。変動の最低はじぶん銀行、35年固定の最低はARUHIとなっています。（ARUHIは住宅ローン商品を取り扱うノンバンク）

 

･ネットバンクほど低金利の傾向

ご覧いただいた通り、ネット銀行は、他の営業形態金融機関と比べ金利が安い傾向にあります。
インターネット取引による人件費削減がこの低金利を可能としています。
ただし、金利の低い銀行ほど審査が厳しい傾向にあるため、低金利銀行でのローンをお考えの方は、お早めに準備することをおすすめします。

 

また、金利の低さだけでなく、各種手数料が無料、各種保証を無料でつけれるなど、金利以外の面でコストカットが可能な金融機関も存在します。

ただし、金利ばかりに目を向けて銀行を選んでしまうと、いざというときに問題が発生しかねません。

 

例えば病気で安定した収入が見込めなくなった、自然災害に見舞われてしまった、などの理由で月々の返済額を後から変更したいとなったとき、対応してくれるでしょうか。
自分がローンを組む銀行にはそのような不測の事態に備えた保証がついているのか、金利の安さだけでなく、いざという時のことも考えて選ぶのが得策でしょう。