「姫路市で新築を建てる時に補助金制度はあるのか」
「姫路市にある住宅をリフォームまたは増改築したい場合は補助金がもらえるのか」
姫路市には、住宅改造に関する補助金制度が数多く存在します。

 

今回は『姫路市の住宅に関する補助金制度』について解説します。

 

■1.　住宅改造費助成事業(一般型)

姫路市の行う住宅改造費助成事業の一般型は、特別型対象者以外の65歳以上の人、もしくは、ひょうごあんしん賃貸住宅所有者のどちらかの場合に応募が可能です。

耐震性向上を目的として、以下の工事内容が対象になります。

 

・浴室・洗面所、便所、玄関、廊下・階段、寝室のうち二箇所の手すり取り付け、または屋内すべての段差解消が必要な住宅改造の工事
・上記の工事に加えて増改築も行う工事

 

助成対象の工事には費用の上限があり、工事箇所によってそれぞれ上限額があるだけでなく、その合計額の上限が100万円に設定されています。
助成金額はその1/3であるため、助成限度額はおよそ33万円です。

 

増改築も一緒に行う場合には、工事限度金額150万円・助成限度金額50万円と設定されています。
その他に、所得などの制限があるので注意が必要です。

 

■2.　住宅改造費助成事業(特別型)

住宅改造費助成事業の特別型は、要介護認定要支援以上の判定を受けている・世帯の生計中心者の所得制限を満たすような65歳以上の高齢者が対象になり、対象者が日常生活を送るのに最低限必要な住宅改造工事のみ助成金の対象となります。

 

助成対象となる工事の費用限度額は100万円ですが、一般型と同様に工事箇所ごとに限度額があります。
助成額は限度額もしくは工事費用全額に一定の倍率をかけて求められますが、その倍率は同居家族の課税状況によって1/3から1/1まで変動します。

 

■3.　住宅改造費助成事業(共用型)

住宅改造費助成事業の共用型は、平成5年9月30日以前に建築された21戸以上の分譲共同住宅の管理組合もしくは、平成5年10月1日から平成14年9月30日の間に建築された21戸以上50戸以下の分譲共同住宅の管理組合が対象になります。

 

対象となる工事は、共同住宅の外部出入口・床・廊下・階段等の共用部を必ず含めた工事です。
助成対象の工事の費用限度額は合計150万円で、助成限度額はその1/3の33万3千円です。

 

以上が『姫路市の住宅に関する補助金制度』についての解説でした。

株式会社アートランドは兵庫県西部・岡山県東部でリニューアル住宅販売事業・事業者向け不動産販売事業・賃貸住宅の紹介業務・不動産の買取業務を行っています。
姫路市の住宅購入を検討されている方はぜひアートランドまでご連絡ください。